ミニ四駆の2013スプリンググランプリの初戦となる岡山大会が開催されたので参加してきました。
当日は天気が悪く、朝方は瀬戸大橋が通行止めなぐらいでした。そのせいか参加者も少なめで500人を切る程度だったみたい。おかげで一次予選は午前・午後の通常パターンの他に、もう一回チャンスをもらえて、一次予選だけで三回走らせることができました。
結果はと言いますと、私はノータスキ記録更新 orz 一回は4周目までトップ走ってて、一次予選初突破か!?って感じだったのですがヘルクライムのジャンプから着地して跳ねたらクルッと回って逆走...悔しかったです。ジュニアクラスに参加した息子は朝の一走目がスピード出しすぎでコースアウト。午後の二走目のセッティング変更が当たってタスキ、じゃなくて二次予選招待券をもらえました。で、二次予選はなぜかコースアウトで失格と。父親より成績いいですよ(笑)。
今回は私は午前はランチボックスJr、午後はモンスタービートルJrを走らせたのですが、車検の待ち行列に並んでいると、他の参加者がビートルを「なんぞこれ」的な目でチラリチラリと見ているのがわかりました。オレンジなどという超派手な色に塗った甲斐があったというものです(笑)。
今回のコースのクライムサーキットはヘルクライムの直後のストレートが一枚しかないため、ちょっとスピードが出るとヘルクライムでジャンプ→そのままナイアガラスロープへ着地となってしまい、着地が安定せずにコースアウト、というマシンが多かったです。着地に自信がなければ、ヘルクライム後のテーブルトップにきちんと着地させて、そこからナイアガラに突っ込ませるようにしないと5周持たないです。
そんな中、優勝したマシンは予選から決勝まで「ヘルクライムでジャンプ→ナイアガラの緩斜面に着地」がド安定というすごいマシンでした。準々決勝から決勝までの3レース15周、ナイアガラの着地の度にギャラリーから「おぉ」って感心の歓声が上がってましたもんね。
薄いタイヤでなおかつナロートレッドのマシンを作ってみたくて、モンスタービートルJrのボディに手を出してみました。
写真を見るとわかるように、モンスタービートルのボディってホイールアーチが割と大きめなので、小径ロープロタイヤぐらいの直径ならナロートレッドでもボディと干渉しません。シャーシとボディのスペーサーは3mmアルミスペーサー。ボディキャッチを加工しない場合はこれぐらいが限界って感じです。キャッチを加工したら1.5mmアルミスペーサーでもなんとかなるかも。
ARシャーシは初期のエアロアバンテの金型だと、後輪の軸受け付近のでっぱりが邪魔で、充分なスペーサー無しにはスーパーX・XX用ホイールを履かせられなかったんですが、エアロサンダーショット発売以降の金型だと邪魔なでっぱりが無くなって、620ボールペアリングと組み合わせれば写真のスーパーX・XX用ホイールを素直に組めます。620ボールベアリングがシャーシからちょっと出っ張るのがポイントです。
実はリアバンパーにステーをつけずに走らせていたら、バンパーにクラックが入ってしまい、写真のシャーシは廃棄することになりそう。仕方が無いので次はステーを組んで強度にも配慮したいところ。でもそうすると、リアのマスダンの取り付け位置を下げにくいんですよね。どうしたものか。
ARシャーシ+ワイルドミニ四駆ボディの3号機はミッドナイトパンプキンJrです。
ボディ受けのFRPとシャーシの間のスペーサーは4.5mmと、マンモスダンプJrやランチボックスJrよりさらに低くなっています。ボディも小柄で結構軽いです。
シャーシは2012年のオータムカップの大阪大会の優勝マシンがWEBで情報が出ていたのを手持ちのパーツの範囲であれこれマネしてみた感じになっています。ゴテゴテしてないのでARシャーシのチューン例としてはあまり重くない...はず。
しかし、色が黒だと使っていても誰も注目してくれません(笑)。目立つためにはやはり派手目な色に塗らないとね。
2/3に2013ミニ四駆グランプリ広島大会がありましたので一家で行ってきましたよ。
今回はオープンクラスはARシャーシにミッドナイトパンプキンJrのボディを載せて参加、一次予選コースアウトでノータスキ記録を更新しました orz 息子もジュニアクラスで一次予選でスピード負け。でもコースアウトしなかったので本人は納得していたみたいです。
タッグクラスは息子とペア組んで参加。息子が第一走で私が第二走。マシンはMSシャーシのアバンテmkIII楽天イーグルスバージョン×2。息子が普通の楽天イーグルスカラーバージョンで私がカラスコバージョン。車検員のミニ四ドクターに「タッグっぽいですね」って言われました(^^)。ショップレースで馴染みの人たちには(ワイルドボディじゃないので)「うわ、ガチや」とか言われましたけどガチじゃないです、二台セットでウケ狙いだったのです(笑)。
そのタッグクラス、一次予選は息子がいきなりマシンをキャッチし損ねて一周余分に走ってしまい、その後に私のマシンがコースアウトであえなく終了。ちなみに同じ組にオープンクラスのチャンピオンの人がいまして、やっぱり速かったですねー。
あとはまぁレース観戦だけかなぁと思っていたら、タッグレースの参加者が少なかったのか一次予選二回目をやってくれるということで会場大歓喜。タミヤさんの臨機応変な対応には頭下がります。
その二回目、今度は5周でちゃんとタッチして私もコースアウト無し。二人で合計10周ちゃんと走りましたよ...トップのチームにほぼ一周チギられましたけど(泣)。でも、同じ組の2チームが第二走者にタッチする前にコースアウトしていたので結果だけ見たら2位なのです(笑)。
そのタッグレース、まだまだ発展途上の息子のマシンの今後のセッティングの方向性について本人がいろいろ考えて納得していたようなのでよかったです。まずはモーターをハイパーダッシュPROにしないとどうしようもないっぽいですけど。
いつもショップレースで会っている皆様にも暖かい声をかけていただいて楽しいイベントでした。
我が家では小学校3年生の息子もミニ四駆をやっています。
近所のショップレースや、タミヤの公式大会にも連れて行って参加させているのですが、
・2012オータムカップ岡山大会:息子はジュニアクラスでタスキゲット、私はオープンクラスでノータスキ orz
・近所のショップレース:息子はジュニアクラスで準優勝×2、私は万年一回戦勝てたらラッキーぐらいの速さ
というわけで概ね息子の方が戦績が良いです(苦笑)。ちなみに、息子は普通にMSシャーシのマシンを使っていますのでワイルドのボディを載せたりはしていません(^^;
うちの近所のショップレース事情だとジュニアクラスの参加者はオープンクラスより少なくて、場合によっては一回戦突破したら次は決勝でした、なんてこともあります。実際、先日はジュニアクラスの参加者が16人で、一回戦で二人づつ8レースしたらそのうちの5レースで出走全員コースアウト。一回戦突破が3人だったため二回戦が決勝戦、なんてパターンでした。
マンモスダンプというか、ワイルドミニ四駆ボディでショップレースに参加していると、珍しさからかいろんなことがあります、という話の続き。
・ピットでケースの上にマンモスダンプJrとランチボックスJrを置いておいたら、通りがかった子供が3DSのカメラで2台を撮影。「動画で撮っておこう」的な発言があったとかなかったとか。
・ランチボックスJrを持って車検の列に並んでいたら、レース日にいつも来ている子供に「今日はダンプじゃないの?」と突っ込まれた。
とまぁ、ダンプが面白い以外に、私自身が「ダンプで参加しているオッサン」として認識完了されているようです。
手元にワイルドミニ四駆のボディ(塗装や切削などしていない素のもの)がいくつかあるので、重さを量ってみました。窓のスモークパーツやライトなどの後で組み付けるパーツは含まない、ボディ単体の重さになります。
モンスタービートルJr:12.3g
ミッドナイトパンプキンJr:16.0g
トヨタハイラックス モンスターレーサーJr:16.1g ※フロントバンパー除く
日産テラノ:16.5g
ブラックフットJr:18.5g
ジャガーノートJr:19.5g
ランチボックスJr:21.1g
ブルヘッドJr:22.0g ※フロントバンパー除く
マンモスダンプJrは組み立てていろいろいじった後のものしかないのですが、それだと30gを越えています。
ワイルドミニ四駆を公式レースを走れるシャーシに乗せる際には、重量の他にもう一つ「どれだけ低く搭載できるか」というポイントがあるのですがそちらの話はまたの機会に。
2013/01/20追記:
ワイルドミニ四駆のブラックフットJrを入手したので、上記リストにボディの重さを追記しました。
ARシャーシにワイルドミニ四駆ボディを載せて走らせる、その2号機はランチボックスJrです。マンモスダンプJrは大径タイヤ仕様なので、こちらは小径タイヤで作ってみました。つい先日まではトレッド狭めだったのですが、現在はエアロアバンテの後輪用ホイールを前後に装備してやや広めのトレッドになっています。塗装はタミヤのクロームイエローのスプレー缶で塗って、一部銀色で筆塗りしただけ。コースアウトする度にあっちこっちぶつけるのでボディは傷だらけです。
マンモスダンプとほとんど同じくらい背が高く、色も黄色なのでコースでは目立ちます。ショップレースの日にダンプと並べておいておくと子供たちの視線が熱いです(笑)。
ランチボックスJrのボディは、後部がARシャーシのリアバンパーと干渉するので、ボディを低く取り付けようとするとボディ後部を削る必要があります。あと、トレッドが狭いとボディのフロント部もタイヤと干渉しますので、そこも削る必要があります。私の場合はこの背高のプロポーションが気に入ったので、ボディ側は一切削らずにのせて楽しんでいます。
塗装の上手な人なら、側面の広大な空間を使って楽しいイラストとか描けばさらに注目を集めること間違いなしですね。
ARシャーシにワイルドミニ四駆のボディを搭載する方法について簡単に書いてみたいと思います。この方法だと、マンモスダンプJrやランチボックスJrについてはボディとシャーシには一切の加工無しに搭載することができます。
◎材料
・ARシャーシ:1台分
・ワイルドミニ四駆キット:ボディ&ボディキャッチ1セット分
・FRPマルチ補強プレート(ショート):2枚
・適当な長さのビス、アルミスペーサー、ナット:適量
ポイントはFRPマルチ補強プレート(ショート)です。
◎作業手順
まず、FRPマルチ補強プレーと(ショート)を下の写真のように加工したものを2個作ります。
・細い方の端から2番目の穴をヤスリで広げる。穴のサイズはワイルドミニ四駆のボディ側面下部、シャーシに取り付ける位置決めのポッチが入るサイズにすること。ダイヤモンドヤスリやリューターがあると加工が楽です。
・広げた穴のあたりから先端にかけて、側面を適当に削る。これで後述するボディキャッチをきれいにハメることができるようにします。
FRPを削ったものを2個作ったら、ARシャーシの電池室脇のビス穴に、ビスとアルミスペーサーやナットを使って取り付けます。これはマンモスダンプJrではなく別のボディを取り付ける際の写真ですがこんな感じになります。写真の場合は電池室の脇のビス穴のうち、一番前方の穴に、6mmのアルミスペーサーと適当な長さのビスでFRPを取り付けています。マンモスダンプJrの場合は6.7mm+3mmのスペーサー、ランチボックスJrの場合は6.7mmのスペーサー+ナット1枚分の高さになるように調整しています。
また、FRPの拡大した穴にボディ側のポッチがハマるようにFRPを「ハ」の字になるように取り付けます。
FRPの「ハ」の字の角度を調整してボディが乗るようにしたら、ワイルドミニ四駆のキャッチ(ボディ留めパーツ)を使ってボディを固定します。私の場合はサイドマスダンパー等のパーツ取り付けのため、留め具の左右に突き出ている棒状の飾りパーツ部分を切り落として、写真のようにして使っています。
こんな感じでワイルドミニ四駆のボディをARシャーシにのせて遊んでいます。ボディとシャーシの固定方法がワイルドミニ四駆そのままなので、ワイルドミニ四駆のシャーシに戻して遊ぶといったこともできます。
マンモスダンプJrをARシャーシ等の「普通のミニ四駆シャーシ」にのせてレースで走らせると、周りの反応がスゴイです。我が家では「マンモスダンプJr伝説」と呼んでいるのですが、
・レース場に来ている子供がマンモスダンプを見つけてガン見する、シャイそうな子がダンプを見て「ダンプ...」とつぶやき、その視線を釘付けに
・パワーダッシュモーター、超速ギア、バレルタイヤでロングストレートのあるコースを走らせたら周囲の参加者から「ダンプが速えー」的などよめきが起きる
・マイクを握ったMC担当がトップでもないダンプの話しかしなくてトップのマシンが空気
・レーンチェンジで横転したダンプが次のコーナーで復帰した祭にレースのスタッフ(ショップの店員さん)がガッツポーズ、ギャラリーの皆さんから「よっしゃあ」という安堵のため息
・公式レースで走らせたら、小さな子供の声で「トラックがんばれー」の声援ががが
...などなど、マンモスダンプはレースの空気をなごませる一服の清涼剤のようです(笑)。
ちなみに、背がコースの仕切りより高く、色が黄色いのでコースのどこを走っていてもすごく目立ちます。楽しいですよー。