ドイツ出張編・その2

[戻る|トップ|進む]

パンが固いのだ

ドイツの二日目。時差ボケか緊張か、朝早く目が覚める。まずは朝食だよなということで、課長、係長とレストランへ。バイキングスタイルなんで気楽に食べたいだけゲットする。丸パン(ブレートヒェン)二つと焼いたソーセージ2本、スクランブルエッグとベーコン若干、フルーツにオレンジジュースにコーヒー。パンにはチョコレートジャムを塗ってみる。しかし印象的なのは丸パンの固いことで、日本で言うと固めのフランスパンとかをかじっている感じ。丸パン一個食べるだけであごに疲労を感じちゃうもんね。「最近の子はモノを噛まないからアゴが弱い」とか日本では言いますが、ドイツの子供に関してはあてはまらないような気がします(^^;丸パンの固さに関しては、ホテルのレストランに限らず、ドイツ滞在中ずっと感じましたからあれが普通なんだと思います。もっとも、柔らかいクロワッサンもありますから、固いパンしかないというわけではないんですけどね。ちなみに、ドイツのサンドイッチは固い丸パンを二つに切って、その間に具をはさむものがポピュラーです。やっぱりアゴが疲れます(笑)。


ドイツの新幹線

ICE

食事も済んで、いよいよCeBit会場のあるハノーファーへ向かうのだ。ハンブルグからハノーファーまでどうやって行くかを上司と相談した結果、まずはドイツ鉄道(DB)の新幹線であるICEを使ってみようということに。で、Sバーンという近郊型電車に乗ってハンブルク中央駅まで行ってICEの切符を買う(購入時の英語は課長と係長にお任せ^^;)。切符を買おうとするとカウンターのおばちゃんが、「三人でハノーファーまで行くんでしょ?それなら三人割引と週末割引を併用すると安くなるよ」と入れ知恵されたのでそれで行くことに決定。

写真の電車がドイツの新幹線のICEです(この写真はハノーファー駅で撮影したものです)。座席は1等車と2等車があり、それぞれ指定席を選択することもできます。というか、日本の新幹線のように指定席専用の車両があるわけではなく、指定席にはその旨を示す札が掲示されるだけです。てんちょはもっぱら2等車を利用しましたが、シートはサイズも十分で「これで充分じゃん」と思わせる内装でした。座席はテーブル付の4人席(一部3人席)、2人がけの座席、6人のコンパートメントなどがありました。

ハンブルクからハノーファーまではICEで早くて1時間10分ぐらい。景色に見とれるのと居眠りを繰り返しているうちにハノーファーに到着します。ハノーファーについて何気にあたりを見渡せば、そこはもう「世界の車窓から」を地で行く世界。思わず口ずさむ例のBGM(^^;



さらに地下鉄も乗るのだ

Uバーン

ハノーファー中央駅に到着したら、地下鉄(Uバーン)に乗り換えてCeBitの会場であるハノーファーメッセの最寄駅である「メッセゲレンデ」へと向かう。ちなみに写真がハノーファーのUバーン車両。これは新型と思われる車両で、もう1種類緑色に塗られたタイプの車両が存在します。ちなみに、Uバーンを利用したのはCeBit開催前の期間だけで、開催期間中はICEがメッセ近くの駅に臨時停車するのでそちらで乗り降りしてました。

ハノーファーメッセに到着しまして、自分の仕事場となるブースへ向かう。到着している荷物の梱包を解いてデモ機材を組み立て、簡単な動作チェックを行ったところでその日のお仕事は完了。準備の初日ということでこれぐらいにしといてもらったわけだが、翌日以降、いろんなトラブルが発生するのだった…って仕事上の機密とかあるから詳しいことは書けないけどね(^^;。


(その3へ続く)


[戻る|トップ|進む]