吉野へ行こう

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「そうだ、吉野、行こう」

どっかで聞いたようなフレーズ(JR東海の「そうだ、京都、行こう」のパクリ(^^;)をつぶやきつつ、奈良県は吉野村へと行くことにしました。吉野と言えば日本でも有数の桜の名所、山肌を埋め尽くす一面の桜というのを見てみたい…というのが本音だったんですが、関西の桜情報によると1999年春は桜の開化が早く、奥千本でもすでに手遅れっぽい。しかも週末の天気予報はあまりいい予報をしてくれないという悪条件ではありますが「ど〜こかと〜おくへい〜き〜た〜い〜」という欲求には勝てず、近鉄阿部野橋駅へと向かうのでした。ちなみに本日の目標は吉野の最深部、奥千本です。奥千本まで行く人はそんなにはいない、ということですが、どうせ行くならやっぱ一番奥まで行かないとね。ひょっとしたら散りかけの桜が見れるかもしれないし。

以外に?近い吉野

今まで、「吉野」って言うと「田舎」「山奥」「すげー遠いところ」というイメージがあったのですが(吉野在住の方、ごめんなさい _o_)、近鉄南大阪線の特急に乗れば、阿部野橋〜吉野間は1時間半ほどで移動できます。これを近いと見るか遠いと見るかは人それぞれですが、今まで勝手に持っていたイメージからすると私は「近い」と感じました。大阪の人なら日帰りできる距離ですからね。

さて、近鉄阿部野橋駅へ行って「吉野まで乗車券と特急券頂戴」と切符売り場のお兄さんにつげますと、「吉野観光ですか?」と聞かれたのでそうだと答えると、

「神社仏閣の拝観切符と一緒になった往復乗車券はいかがですか?」

と営業トーク。話によると蔵王堂か吉水神社(あれ?水分神社だったかな?)のどちらか一方を割引料金で拝観できるとのこと。花見のことしか考えてなくて、神社仏閣の下調べはあまりしてなかったんだけど、ここは一つチャレンジということでお勧めの乗車券を買う。ちなみに特急券は別売りだからね。

08:40の阿部野橋発吉野行き特急に乗りこみ、10時頃には吉野に到着。道中はちょっとウトウトしてました(笑)。電車に乗ってる時はこんなもんですね、私。ちなみに阿部野橋〜吉野は往復で3000円ぐらいですか。前述の拝観料も含んでいたと思います。

近鉄吉野駅

近鉄吉野駅ってのは谷間に作られた、いかにも山間部の終着駅って感じの駅です。駅の外には花見のシーズンということもあって、お土産屋さんや食事のできる店が何件かあります。しかし、今回の目標は 何はなくともまず奥千本なのでこんなトコロで立ち止まってはいられないということでバス乗り場へ。

桜の季節(4月)は吉野は観光客で賑わうため、吉野の集落内は路線バスが運休になります。そのかわり、観光道路(集落から谷一つはさんだ山を通っている)を通る臨時バスが近鉄吉野駅から中千本のあたりまで走っています。ロープウェーで下千本をあがり、そこから集落を中千本・上千本の方へ上っていくという行き方もあるのですが、今回は第一目標が奥千本ということもあり、まずはバスで竹林院まで行き、バスを乗り換えて奥千本へ、というルートを選択しました。

そんなわけで吉野駅からバスで竹林院というバス停まで行きまして、そこから階段を上って奥千本行きのバスが出るバス停まで行きます。バスの時間を確認すると20分ほど余裕があるので切符だけ買っておいて周辺を軽く散歩してみますが、小雨はパラつくし山肌は霧に覆われていて桜どころか緑を見るのもままならぬというコンディション。これほど天気にめぐまれないのもめずらしいよなと思いつつバスの発車時間が近づいたので奥千本行きのマイクロバスに乗りこむ。奥千本まで行く人もそれなりにいるみたいで、マイクロバスは満員になってました。そして出発、大型バスでは通れなさそうな山道をマイクロバスは上って行きます。


(その2へ続く)


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