[かずわいの部屋]

かずわいの日記

[過去の日記]

2003年06月29日

あっというまに6月が終わろうとしております。梅雨だけあって天気も降ったり止んだりでイマイチすっきりしません。

金曜日に有休を取って、運転免許証の更新に行ってきました。今回も視力検査はメガネ無しでOKになりました。検査の機械を覗いた時に「円の切れ目がわかるギリギリの程度に輪郭がぼけている」って感じです。これ以上視力落ちると条件欄にメガネって書かれちゃうかも。ところで、免許証の金色・青色の条件がいつの間にか変更になっていたんですね。知りませんでした。いわゆる「ゴールド免許」を発行してもらえる条件が「過去3年間無事故・無違反」から「過去5年間無事故・無違反」に変わってました(えーい、いつの間に…^^;)。私は前回の免許の書き換えより前(「過去5年以内」に該当する範囲)に2回ほど軽微な違反をやっていまして、それで前回の書き換えではゴールド免許にならず、違反者講習を受けて青色免許をもらったわけです。で、今回の法改正のおかげで「過去5年以内に2回以上の軽微な違反を犯したものは違反者講習を受けるべし」となってしまい、一度違反者講習の対象になった行為が再び違反者講習の対象になる、という経験をしてしまいました。むー、なんか納得いかんぞ。まぁ、大きな声で糾弾できる立場じゃないわけですが、運転免許センターは私から講習料を余分にふんだくるのに成功しているわけですからねぇ…(もっとも、過去2回の違反のうちの1回は、前回の免許の更新の直前に犯したものなので、前回の免許の更新時にはカウントされてないわけですが…それでも違反者講習が一般講習になったはずなのになぁ…)。ま、次の免許更新まで無事故無違反で次こそゴールド免許への更新を狙いますかねぇ…。

んで、土曜日は特に何もせずに一日中グータラにすごし、日曜日は先週購入したチャイルドシートを車に取り付けたりとそんな週末でした。来週は我が子に面会するために嫁さんの実家に出向く予定。その前にうっとおしい仕事を片付けちゃわないとね。


2003年06月22日

週末を利用して実家へ戻ってきました。今度は新幹線を利用しました(さすがに一週間に2回も車で岐阜まで往復したら疲労がすごいことになってしまうので…)。病院へ顔を出したところ、嫁さんも子供もすっかり健康状態で後は退院を待つだけの状態です(^^)。生まれた直後に顔を見た時は寝てばっかりでしたが、今回は起きている顔もたっぷりと見ることができました。二重まぶたでなかなかにお目目パチクリな子です。家へ帰ってきたら授乳だオシメだでビービー泣くんでしょうなぁ…。

そういや、嫁さんは病院で産婦人科の大部屋に入っているわけですが、隣のベッドに入っていた女性がなんと私の高校時代の友人の妹さんでした。いや、世間は狭い…。嫁さんが食事時にその女性と世間話とかしてて、嫁さんの旦那(つまり私だ^^;)とその女性の兄が出身高校が同じで、部活も同じということが判明したところへちょうど私が面会に来た、というタイミングでした。あちらはもう3人目のお子さんだったそうで。もっとも、その私の友人は数年前に交通事故で他界しておりまして、今回はちょっと不思議なめぐり合わせだったかなぁと感じております。んで、その友人とのことに思いをめぐらしておりましたところ、高校生の頃にそいつから成田美奈子さんの「エイリアン通り」を借りたことがあったのを思い出しまして、確か友人の談では彼の妹さんの所有物だったような気が…ということは今回会ったのがその妹さんだったわけかい!と思い至りました(笑)。いや、ホントに世間は狭いようです(^^;

んで、実家からこっちに日曜日の昼過ぎに戻ってきたのですが、時間に余裕があったので自動車用のチャイルドシートを購入してきました。取り付けは来週の休みの予定です。


2003年06月17日

お父さんになってしまいました(^^)

6/16の深夜に嫁さんの実家から電話があって、嫁さんの陣痛が始まったので病院へ連れて行くとのこと。夜中じゃ電車も動いてないのでクルマで片道500km走ることにし、深夜の1時前に家を出る。梅雨時ということもあってなんかもー土砂降り。山陽道は霧も出てるし結構視界悪いですよ(T_T)。それでも安全運転かつマイペースで淡々と走っていたわけですが、途中に休憩で寄った名神の養老サービスエリアでPHSの留守電を確認したところ、嫁さんの母様からのメッセージが入っていました「生まれました、男の子ですよー」…うーん、出産の瞬間には立ち会えんかったかぁ…でも無事出産できたんだからいっかぁ、というわけでさらに病院へと走る走る。結局朝の7時ちょいぐらいに病院へついたけど、嫁さんが入っている病室がわかんないので嫁さんの実家へ電話したら、出産直後で休養してるから今行っても会えないよーとのこと。結局嫁さんの実家で少し時間をつぶさせてもらって、朝の8時くらいに再度病院へ。

で、結局嫁さんに会えたのが確か9時前ぐらいかな。嫁さんも自然分娩で出産できて、生んだ後の経過も問題無しで今のところ万々歳って感じです。新生児は新生児室のベッドで寝てるとのことで、嫁さんとひとしきり話をした後見に行きました。…ちっちゃくて、顔はまだサル同然で、寝てばっかりです(←いや、あたりまえなんですけど^^;)。でもすげーかわいいです。寝てても眠りが浅いのかしょっちゅう眉間にシワよせて手足をバタバタしてます(笑)。結局その時はガラス越しに「見てるだけー」で終わりでした。

その後、ロクに睡眠も取らずに走ってきたんだから少し休みなさいということで嫁さんの実家で休ませてもらって2時間ばかり寝まして、さらにその後もう一回病院へ。嫁さんの話し相手をしてたら看護婦さんが「赤ちゃんを病室へ連れてきましょうか?」とありがたいお言葉をかけてくれました(この病院、出産一日目は授乳時以外は新生児室から出さない方針らしく、遠くから走ってきたのに出産に立ち会えなかった悲劇の父親(笑)に気を使ってくれたらしい^^;)。そんなわけで子供と直接ご対面できました。ほっとくと泣き出すので頭をなでてあげたり声かけてあげたりだっこしてあげたり、というわけでいろいろスキンシップもできました。で、15時半ぐらいに病院を出て、広島へ戻るために復路500kmを走りまして、広島でこれを書いています、と(笑)。睡眠をロクにとらずに一日1000km走るのはやっぱカラダにキますなぁ。今日は早く寝よーっと。

なんちゅーかうまく説明できないんですけど、私にとっては自分の子供が生まれたというのはすごく素敵な感じです(こんなこと書いてると恥ずかしいですが、親バカついでということで^^;)。産後の健康面も母子ともどもひとますは心配要らずでありがたいなぁ、と。で、もうしばらくは子供の顔を見に嫁さんの実家へ顔を出す生活になりそうです(遠距離だからいろいろ大変ですがすでに親バカですので行く気マンマン^^;)。

そういや、赤ちゃん撮影するために銀塩一眼レフ持っていったんですが、ベビーベッドの敷布団と赤ちゃんのおくるみと赤ちゃんにかけてあったタオル(掛布団代わり)、全部が白色だったのでファインダー内が真っ白(^^;。で、カメラのオートフォーカスがマトモには動作せずシャッターが切れない(笑)。結局マニュアルフォーカスで写真撮ってました(^^;こんな時はいっそ写るんですの方が便利かもしれません(笑)


2003年06月16日

Opera日本語版がVer.7.11になりました。バージョンアップすると、最初の起動でスキンいじるためのダイアログが出てきます。「進む」や「戻る」ボタンのデザインをいろいろ選べたり、それらのボタンの表示の縮小/拡大率を選択できるようになりました。レジストして広告を消した上で、小さめのボタンのスキンを選択してさらに縮小をかけると画面を広く使えていい感じです。

そういや、二宮ひかるさんの「ベイビーリーフ」が発売されていたので買ってきました。「ハネムーンサラダ」のキャラクターの若い頃のエピソード、って感じ(キャラの名前が作中に出てないので断言できない)なわけですが、「ハネムーンサラダ」の作中ではサラッと流されていた過去の話を細かく描かれていまして、最終話の実ちゃんのココロの痛さの描写とかよさげです。エロマンガのフリしてこーゆーココロの微妙な動きを描いてくれるところがたまりません。後書きでもなかなかココロに痛いこと書かれてたりしますが、その辺のネタで話を一本書く気ないのかなぁ…エンターテイメントのネタには難しいのかもしれんけど。


2003年06月09日

えーと、ちょっと間があいてしまいました。ここのところネタのない生活を送っていたものですから。強いて言えば食生活の変化でダイエット進行中ということぐらいでしょうか(笑)。もう少し減ってくれると嬉しいんだけどな。

そういや、一時期私がいろいろソフトを作っていたザウルスですが、シャープさんがお試し版の開発キットの更新を止めちゃった(更新時期になったのに、期間延長版が出てこない)らしくて、ザウルス系のサイトを回るといろいろ意見が出てますね。大雑把に分類すると、「お試し版の公開が止まっても開発やりたいなら正規版買えよー」とか「(ロハで)開発続けたいから延長版出してー」とか「お気に入りのソフトの更新止まっちゃうと悲しいから延長版出してー」とかそういう感じでしょうか。

私がザウルスのソフトを書いていた頃はお試し版の開発キットが割とすんなりと延長され続けていて、お試し版がなくなるってことはあんまり心配しなかったですね。でも、一回お試し版の公開が遅れて期限切れになったことがあった時は「しゃーない、正規版買うかぁ」と思ったところでギリギリ公開されて散財せずに済んだ、なんてこともありました。

結局のところ、お試し版は未来永劫ロハで開発を続けられる保証はないんだから、そのリスクを背負って開発するか、正規版を購入するかというのはプログラマさんの選択で、選択の根拠はその人その人で違うんですよね。「正規版買ってでも続ける」「ロハでなきゃ開発する気にならない」「もうちょっと正規版安ければなぁ…」全部その人その人の選択。

なかには「お試し版の試用期間制限をなくせー」とか言ってる人もいる。いや、そう主張するのはもちろん自由なんですが、それが通らないからってシャープを諸悪の根源のように言うのはどうかと。そもそもお試し版を公開しなければ便利なソフトが公開されることもなかった、なんてケースもいっぱいあるわけだし。シャープはお試し版を定期的にリリースし続けることでザウルスのMOREソフト世界が広がってザウルスの売れ行きが良くなることを期待したわけど、すでにMIシリーズのザウルスはハードの販売でシャープが利益を上げるという目標から言えば「終わっている」わけで…。ちなみに、お試し版の開発環境のうち、試用期間の制限があるコンパイラとデバッガですが、あれはシャープじゃない開発ツールメーカー(組み込み系の開発ツールを売る企業ってのがソフトの世界にはあります)の「商品」なんですね。おそらくは試用期間を設けることで非常に安くライセンスしてもらって、お試し版をばら撒く分は赤字を覚悟して公開していたのではないかと。で、開発ツールメーカーから見たら、組み込み用途では現役世代であるSH2/3用のコンパイラ&デバッガを「シャープさん、無期限お試し版を無償で公開していいよ」なんてことが簡単にできるわけないじゃないですか(やっぱソフトの世界で飯食ってると、こういうトコでは夢も希望もないですなぁ…)。シャープがミスを犯したとすれば、余裕のあるうちにロハで公開し続けられるフリーの開発環境を作っておかなかったことかなぁ…。そうすれば、今頃になってお試し版によっていい思いをした人たちからボロカスに言われることもなかっただろうし。

ちなみに、シャープにはかつてX68000シリーズなんてPCがありました。私もX68の上でいろいろソフト書いて遊んでました。X68シリーズの世界でも、シャープブランドで開発キットが販売されてまして、最初はみんなその開発キットを買っていろいろ作っていたわけですが、いろんな理由で(ライブラリが微妙にバギーだったり、アセンブル、リンクが遅かったり、コンパイラの最適化が甘かったり、当時流行っていたUNIX系ソフトウェアの移植の際にいろいろ面倒だったり…)、シャープ純正の開発ツールがどんどんリプレースされて行く、という状況が発生しました。最終的にはコンパイラ、アセンブラ、リンカ、デバッガ、そして基本ライブラリのすべてが有志によってフリーなものに置き換えられ、シャープの開発キットがなくてもソフトを組めるという状況になったんですよね。ザウルスでもコンパイラとライブラリをフリーなものに置き換える動きは一時期あったようですが、とうとう主流にはならなかったようです。ザウルスとX68に違いがあればそこかもしれない、なんて思うこともあります(お試し版が出ちゃったからそれに甘えちゃったとも考えられますね)。その後さらに月日は流れて、X68に関してはシャープがBIOSからOSから開発ツールまで無償公開しちゃいましたけど(商売のネタとしては価値がなくなったところに、有志が粘り強く交渉したのがよかったんだろうなぁ)。


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